CTSとは

CTS(中央トランスレーショナルサイエンス合同会社)

 

創薬開発のトランスレーショナルサイエンスとは?

薬学部生として受講した最初の薬理の講義で、薬の原点は毒であったと学びました。それが患者や人々の健康や生活に役立つのは、それを上手に使う手立てを見つけ、うまく利用することに成功したからだと。

その後40年にわたりいろいろな立場で医薬品の創生と開発にかかわってきましたが、まさにそれが医薬品開発に成功するための基本だと今でも考えています。つまり、患者にとってのリスク・ベネフィットをいかに評価するかが肝要で、これを具現化するためには、薬物に対する生体の応答性を、反応メカニズムを基に詳しく理解・定量化し、試験成績により、また必要に応じてそれを補足すべくデータベースも含めて評価し、患者のベネフィットがリスクを十分上回ることを具体的に立証していくことになります。

但しこれは決して容易な仕事ではありません。薬物反応性にかかわるそれぞれのメカニズムは往々にして雑多な因子を包含し、それらが複雑に関連し、さらにそれぞれの因子が影響する程度は個人間でも異なり、また同一個体でも環境や条件によって変動することもあるからです。

それ故新たな医薬品の創生には長い年月と非臨床、臨床試験に対する投資が必要となります。一方、長い期間を費やし多くの投資をしても、上市まで至らない候補品が多いことも事実です。

トランスレーショナルサイエンス(TS)はこれらのジレンマを解消、あるいは軽減するために生まれた概念であり、このTSを推進するための手段として、数理モデルを用いたいわゆるModeling & Simulation (M&S) の手法が過去30年の間に確立・発展しつつあります(1)。

これらの概念と手法の目的は、創薬開発の合理化と効率化であり、最終的には医薬品開発の成功確率を上げることにあります。

中央トランスレーショナルサイエンス合同会社では、TS概念とM&S手法により創薬開発を長年にわたり推進してきた実績ある専門家が中心となり、新たな開発プログラムをより確実に、より合理的に推進すべく支援を続けています。

1)EFPIA MID3 Workgroup, WHITE PAPER, Good Practices in Model-Informed Drug Discovery and Development: Practice, Application, and Documentation. CPT Pharmacometrics Syst. Pharmacol. (2016) 5, 93-122

提携企業

沿革

2019年3月中央トランスレーショナルサイエンス合同会社(CTS)設立
2019年4月シミック株式会社と業務委受託契約締結
2019年5月NDA Partners社との契約(2018年に個人コンサルタントとして契約)をCTSとの契約に変更
2019年8月CTSとしても顧客業務受付を開始
2019年10月NDA Partners 2019 Executive Consultant Conference に参加(米国Washington DC);欧米トップコンサルタント、企業と交流しネットワーク構築(米国RJR社との業務提携契約締結)
2019年12月日本薬物動態学会 第34回年会にて年会長とランチョンセミナーを共催 https://www.jssx34.org/luncheon.html
CTS代表による講演と同時に参加者を対象にTSコンサル業務に関するアンケート調査実施
2020年3月CTS 2期目開始
2020年7月PMx (PPK) 専門家の朝野芳郎氏をPMx エキスパートコンサルタントとして迎え、NONMEM 7導入を含めPPKモデリングシステムを構築、直ちにコンサルティング業務にて運用開始

 

CTS 中央トランスレーショナルサイエンス
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