川合良成 CTS代表・TS専門コンサルタント
薬物動態、臨床薬理、M&Sの専門家(薬学博士)。グローバル製薬企業に所属し、米国、スイス、日本の研究開発拠点において、27年間にわたり生化学-非臨床-臨床のTranslational Science(TS)をリードしてきた。
国内では数多くの新規医薬品承認に向けた開発戦略を展開した。主な職歴としてはスイスノバルティス社、PK&ファーマコメトリクスグループ長、ノバルティスファーマ㈱臨床薬理部長、同探索臨床開発部長、米国ノバルティス、Senior Expert Modeler、第一三共㈱開発本部TMCP部参事、バイエル薬品㈱クリニカルサイエンス部長等を歴任した。
アカデミック分野では、Journal of Pharmacokinetics and Pharmacodynamics;Editorial Advisory Board (2003-2008)、DMPK誌編集委員 (2006 – 2012)、同Editorial Advisory Board (2013-2020)、日本薬物動態学会理事(第9期、12期)を務め、薬物動態学会2008年フェロー、2010年北川賞を受賞。
構築したTS概念を広く医薬品の研究開発に利用して頂けるよう、2017年よりコンサルティング業を開始、2019年にCTS社を設立。
朝野芳郎 PMxエキスパートコンサルタント
国内にて医薬品開発におけるファーマコメトリクス技術を牽引してきた専門家。
主な職歴としてエーザイ(株)臨床統計部長、ファイザー(株)クリニカルファーマコロジー・バイオメトリクス部長、同クリニカル・ファーマコロジー部ディレクター兼ファーマコメトリクスグループ長を歴任し、新規医薬品のグローバル開発及び国内承認を推進した。
臨床薬理を中心とした医薬品開発に精通しているが、特に母集団薬物動態(PPK)解析の草分けであり、近年では医薬品開発の標準となりつつある当手法による開発の合理化を促進すると共に、アカデミアと協働して専門家の育成・教育にも注力してきた。
アカデミック分野では、Population Pharmacokinetics 研究会副会長(2005 – 2010)、日本ファーマコメトリクス研究会副会長(2008 – )を務め、数多くのオリジナル論文、専門書を執筆。
2018年コンサルティング業を起業し、2020年よりCTS PMxエキスパートコンサルタント。